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陰茎のしこり

陰茎にしこりができたら ―ペロニー病についてー

こんな症状はありませんか?

  • 陰茎(ペニス)にコリコリとしたしこりが触れる
  • 勃起したときにペニスが曲がる、反り返る
  • 勃起時に痛みを感じる
  • 勃起の硬さが以前より弱くなった気がする

このような症状がある場合、「ペロニー病(陰茎硬化症)」の可能性があります。

ペロニー病とはどんな病気?

ペロニー病は、陰茎の内部にある白膜(はくまく)という組織に線維性のしこり(硬結)ができる病気です。このしこりができた部分は伸びにくくなるため、勃起時にペニスが弓なりに曲がったり、痛みを伴ったりすることがあります。

40〜60代の男性に多くみられますが、比較的若い世代でも起こることがあります。原因はまだ完全には解明されていませんが、性交渉時などの軽微な外傷が繰り返されることで炎症が起こり、その修復過程で線維化(しこり)が生じると考えられています。

自然に治ることもありますが、注意も必要です

ペロニー病は、発症から6ヶ月〜1年程度は症状が変化しやすい時期(急性期)で、この間にしこりが大きくなったり、曲がりが強くなったりすることがあります。その後、症状が落ち着く方もいますが、曲がりが強く残ったり、性交に支障が出たりするケースもあるため、自己判断せず早めにご相談いただくことをおすすめします。

陰茎のしこりは、ペロニー病以外の可能性も

陰茎にしこりができる原因はペロニー病だけではありません。以下のような場合もあるため、しこりに気づいたら自己判断せず、まずは医師の診察を受けることが大切です。

  • 陰茎の腫瘍(まれですが悪性のこともあります)
  • 皮脂腺の異常や粉瘤(ふんりゅう)
  • 感染症によるもの
  • 陰茎の外傷後の変化

受診・検査について

問診と視診・触診が基本となります。必要に応じて、しこりの状態や曲がりの程度を確認するための超音波(エコー)検査などを行うこともあります。デリケートな部位のお悩みですが、当院では泌尿器科専門医が丁寧に診察いたしますので、安心してご相談ください。

治療について

症状の程度や進行時期によって治療方針は異なります。

  • 経過観察:急性期で症状が変化している場合、まず経過をみることがあります
  • 薬物療法:内服薬などによる治療
  • その他の保存的治療:症状に応じて検討します
  • 手術療法:曲がりが強く、性交に支障をきたす場合など、症状が固定した段階で検討することがあります

症状は人によってさまざまですので、まずは診察の上、患者さん一人ひとりに合った治療方針をご提案いたします。

一人で悩まず、ご相談ください

陰茎のしこりや変形は、恥ずかしさから相談をためらう方も多い症状です。しかし、放置すると症状が進行したり、パートナーとの関係に悩みを抱えたりすることにもつながりかねません。少しでも気になる症状があれば、どうぞお早めに当院までご相談ください。

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