なかなか妊娠しない
「なかなか妊娠しない」と感じたとき、多くの方は女性側の問題をイメージしがちですが、実際には不妊の原因のおよそ半分は男性側にも関係していると言われています。
泌尿器科では、男性不妊の原因を調べるために 精液検査 を行います。精液の量や精子の数、運動率(元気さ)、形態などを確認することで、妊娠しにくい原因がないかを評価します。
その中でも、男性不妊の原因として最も多いとされているのが 精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう) です。
これは、陰嚢(いんのう)の中の静脈がこぶのように拡張し、血液の流れが滞る病気です。この状態になると精巣の温度が上がりやすくなり、精子を作る機能に影響を及ぼすことがあります。
精索静脈瘤は外から分かりにくい場合も多く、ご自身では気づかないケースが少なくありません。しかし、適切に診断し治療することで、精液所見の改善や妊娠の可能性が高まることがあります。

「検査は少し不安…」という方もいらっしゃいますが、精液検査は比較的簡単に行うことができ、男性不妊の第一歩としてとても重要です。
妊娠についてお悩みの方は、お一人で抱え込まず、ぜひ一度ご相談ください。男性側のチェックを行うことで、新たな一歩が見えてくることがあります。
